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Posted by ミリタリーブログ at

2016年05月05日

LAPD SWAT Team Official Cap

LAPD (ロサンゼルス市警察) SWATチーム オフィシャル キャップ




米国カリフォルニア州ロサンゼルス市警察(LAPD:Los Angeles Police Department)所属のSWAT(Special Weapons And Tactics)チームのロゴマークがデザインされたオフィシャルキャップです。

LAPDの購買部やオフィシャルイベントなどで販売している実物で、一般的に入手の難しいアイテムです。




LAPD (ロサンゼルス市警察) SWATチーム オフィシャル キャップ




帽体はフリーサイズのため、後頭部の面ファスナー式アジャスタブル・ストラップによって細かなサイズ調整を行うことが可能。

軽便なベースボールキャップのため、トレーニングやイベントなど様々な場面で使用されています。




LAPD (ロサンゼルス市警察) SWATチーム オフィシャル キャップ




ロゴマークの意匠の一部となっている“41”と“54”の数字は、LAPD SWATチームが出動した米国警察史上に残る二つの重大事件を意味したものです。

一つ目の事件は部際が創設されて間もない1969年12月、“41ST. Street”と“Central Street”に所在した過激派黒人運動団体ブラック・パンサー本部への違法武器の捜索令状執行の際、 篭城した団体側と警官隊の間で4時間以上にわたって銃撃戦となった事件です。この事件では最終的に弾切れとなった団体側の投降で終結しましたが、団体側と警官側にそれぞれ3名の負傷者が出ています。




LAPD (ロサンゼルス市警察) SWATチーム オフィシャル キャップ




二つ目の事件は1974年5月14日、“54TH Street”において発生した左翼武装過激派組織であるSLA(Simbianese Liberation Army:シンバイオニーズ解放軍)との銃撃戦事件です。

同年2月にSLAによって誘拐された大富豪の娘であるパトリシア・ハーストの救出作戦のため、FBIが特定したSLAのアジトをLAPD SWATチームを含む400人以上の警官隊で包囲したところ、 篭城した犯人側と銃撃戦となり、最終的に銃撃戦とアジトの火災(出火原因は不明)によって篭城した犯人6名は全員死亡しました。




LAPD (ロサンゼルス市警察) SWATチーム オフィシャル キャップ




なお、誘拐されたはずのパトリシア・ハーストは、同年4月に発生した銀行強盗事件に共犯者として加担し、犯人と共に銃を構えて犯行に及ぶ姿が映った防犯カメラ映像がテレビで放送され、全米を震撼させました。犯人全員が死亡した救出作戦時、残った犯人と共にアジトから彼女は既に逃亡していましたが、同年9月に発見逮捕され、翌年には裁判によって懲役7年の判決が下っています。しかし、誘拐という極限環境において脅迫や性的暴行を伴う洗脳状態(ストックホルム症候群)であったことが考慮され、保釈金150万ドルの支払いとカーター大統領の特別恩赦によって1977年1月に彼女は仮釈放されています。




LAPD (ロサンゼルス市警察) SWATチーム オフィシャル キャップ




詳細な解説は“日本警察特殊部隊(JP-SWAT) 装備資機材>ヘッドウェア>LAPD(ロサンゼルス市警察)SWATチーム オフィシャル キャップ”をご覧ください。


本品は新品で購入し、未使用の状態で保管していたものです。LAPDの調達時期によってキャップの製造メーカーが異なり、製造メーカーの違いによってロゴマークのサイズの大小や細かな意匠に差異があります。画像のキャップは2015年以前に調達されていたサイズ小のものです。


保管場所 「A」
出品名 「LAPD(ロサンゼルス市警察) SWAT オフィシャルキャップ」
状態 「中古(未使用)」
数量「2」
開始価格 「2,800円」

日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト



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Posted by JP-SWAT.com at 17:17US LE / POLICELAPD SWATヘッドウェアキャップ