2018年02月18日

EBAD Integral Firing Device (IFD)

EBAD Integral Firing Device (IFD)




EBAD(Ensign-Bickford Aerospace & Defense Company)が製造するCQB(近接戦闘)タクティカル・ブリーチング・システム“Integral Firing Device(インテグラル・ファイアリング・デバイス)”です。

米国コネチカット州シムズベリーに本社を構えるEBADは、ロケットやミサイルなどの航空宇宙産業向け精密エネルギー・システム、爆発性物質及び非爆発性物質を中心とした防衛関係装備品のグローバル・リーダーとして、長年にわたって米軍をはじめとした軍事組織や各種法執行関係機関に製品を供給しています。




EBAD Integral Firing Device (IFD)




Integral Firing Device(IFD)は、爆薬を使用するエクスプローシブ・ブリーチング向けに開発された一体型の非電気式点火装置です。

CQBオペレーションに従事する特殊作戦部隊での使用を想定し、TNT爆薬やプラスチック爆薬などの軍用高性能爆薬を用いた危険性の高いブリーチング・プロセスにおいて安全かつ迅速な点火作業を提供します。




EBAD Integral Firing Device (IFD)




安定性に優れた軍用高性能爆薬を起爆さるためには専用の点火装置が必要となります。この点火装置には、電気信管を用い、電熱で信管内部の雷管を発火させて起爆させる電気式と、導火線や導爆線(デトネーティング・コード)、衝撃管(ショック・チューブ)に接続された雷管を用いて起爆衝撃を物理的に与える非電気式があります。

IFDはプラスチック製チューブで雷管に衝撃波を送り起爆する非電気式のショック・チューブ・デトネーターで、起爆に必要なデトネーター、ショック・チューブ、プライマーなどのフィアリング・アッセンブリーが全て統合されています。




EBAD Integral Firing Device (IFD)




ショック・チューブ・デトネーターは、建物の解体、鉱山やトンネルの採掘作業などで用いられる爆破用の爆薬向けに開発された衝撃管式点火装置です。

アルミニウム粉末などの反応性爆発性化合物が内部にコーティングされた中空のチューブを用いることで、チューブ内で粉塵爆発と同様の低エネルギー信号を生じさせ、電線の代わりに爆発に必要な起爆衝撃を接続された雷管に毎秒2,000m近い速度で伝播します。




EBAD Integral Firing Device (IFD)




ショック・チューブ・デトネーターを用いた点火は、電気式の弱点である雷や静電気の影響を受けないため、失敗の許されない爆破作業において高い安全性を提供します。

現在では、1960年代にスウェーデンのニトロ・ノーベル社(現ダイノ・ノーベル社)が開発した代表的なショック・チューブ・デトネーターの登録商標である“Nonel(ノネル)”が商業及び軍事用を問わず、非電気式発火装置の代名詞として用いられています。




EBAD Integral Firing Device (IFD)




IFDは、戦闘服のポケットやタクティカル・ベストのポーチなどに収納しての携行を考慮し、軽量かつ耐久性の高いプラスチック製ケース一体型の本体デザインを採用しているため、携帯性や輸送性に優れています。

ケース内にはショック・チューブ(2mmミニ・チューブ)の接続されたミル・スペック準拠のデトネーターが収納され、これらを戦場の過酷な環境や不意の外部衝撃などから保護します。また、ケース上部にはショック・チューブに点火するためのデュアル・セーフティー・ピン付きプライマー・アッセンブリーが設けられています。




EBAD Integral Firing Device (IFD)




IFDを使用する際の手順は以下のとおりです。

1 本体ケース下部のキャップを外し、内蔵されたショック・チューブの接続されたデトネーターを取り出します。
2 必要な長さのショック・チューブを引き出します。
3 デトネーターを爆薬に接続します。
4 ショック・チューブを伸ばしながら、安全地点まで後退します。
5 プライマリー・セーフティー・ピン及びセカンダリー・セーフティー・ピンを外します。
6 回転式のファイアリング・レバーを最後部まで後退させます。
7 後退させたファイアリング・レバーをリリースすることでプライマーに点火し、ショック・チューブを通じてデトネーターが起爆します。




EBAD Integral Firing Device (IFD)



作戦に応じて使い分けが可能なようIFDには、ショック・チューブの長さ(4m・5m・15m)や点火時間(瞬時・3.8秒)ごとに仕様の異なる4種類のモデルが存在します。

このほかIFDシリーズには、ショック・チューブがデュアル仕様になった“DIFD”、本体ケースが円形からNATO標準STANAGマガジンのサイズに準拠した箱型になり、遅延起爆(3.8秒・6.4秒・9.6秒)が可能なディレイド・デトネーター仕様の“IFD-II”が展開され、タクティカル・ブリーチングを行う世界各国の特殊作戦部隊に採用されています。


全長:125mm
直径:45mm
本体重量:115g


使用済みの安全品です。内部のショック・チューブはカットされています。


保管場所 「A」
品名 「ブリーチャー爆破用 IFD(インテグラル・ファイアリング・デバイス) 点火装置」
状態 「中古」
数量 「1」
開始価格 「2,800円」


日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)
架空私設特殊部隊 Team JP-SWAT
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Posted by JP-SWAT.com at 23:20点火装置