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Posted by ミリタリーブログ at

2016年06月03日

CTS Model 9590 Sting-Ball Multi-Effect Grenade

CTS M9590 ラバー・ボール・グレネード



CTS(Combined Tactical Systems) M9590 ラバー・ボール・グレネード



CTS(Combined Tactical Systems) M9590 ラバー・ボール・グレネード








米国に本社を置くCSI(Combined Systems, Inc.)のブランドであるCTS(Combined Tactical Systems)のモデル9590スティングラバーボールグレネードです。

催涙ガス弾やフラッシュバン(特殊音響閃光手榴弾)など群衆整理及び特殊作戦向けの低致死性弾薬の国際的主要メーカーである同社は、日本の警察特殊部隊をはじめとして世界各国の軍隊や各種法執行関係機関に製品を供給しています。

ラバーボールグレネードは、殺傷能力の低いゴム弾を利用した低致死性兵器(LLW)の一種です。

直径約8cmのラバー製本体には、約100発の子弾ラバーボール(直径8mm・重量0.35g)が内蔵されており、発射薬(装薬量8g)の起爆と同時に本体が上下に分離し、内蔵された子弾が周囲に高速飛散する仕組みです。

高速で飛散した子弾は軽量なため致命的な殺傷能力こそありませんが、被弾すれば“スティング・ボール”の製品名のとおり、蜂に刺されたような鋭い痛みを伴います。

ラバーボールグレネードは、主に屋内外における暴動鎮圧作戦などに用いられ、通常の素手での投擲のほか、動画中のようショットガンにアダプターを装着することで、グレネードランチャーのように弾体を遠方に投射することが可能です。

1.5(±0.3)秒遅延の火道式時限信管(M201)を内蔵し、起爆までの遅延時間は約2.6(±0.5)秒です。


本品は在日米軍からの放出品で、当然ながら発火使用済みのため安全です。

起爆時に本体が上下に分離するため、ラバー製本体及びヒューズアッセンブリーなどを再組立てした状態で、内蔵されているラバーボール子弾はありません。

なお、付属のレバーやピンは純正品ではなく、他のグレネードパーツからの代用品です。

10年ほど前は放出品も多く見掛けましたが、現在この手のアイテムの放出は激減し、入手困難となっています。


保管場所 「A」
出品名 「実物 ラバーボールグレネード(ゴム手榴弾)」
状態 「中古(発火済み米軍放出品)」
数量「1」
開始価格 「4,800円」

日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト



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