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Posted by ミリタリーブログ at

2016年09月23日

M84 Stun Grenade #02

M84 スタングレネード(特殊音響閃光弾)


米軍が制式採用した代表的なディストラクション・デバイスのひとつである“M84スタングレネード”です。

現在も米軍地上部隊のほか、基地警備や人質救出作戦を担う憲兵隊(MP)所属のSRTなどで運用されています。

M84 スタングレネード(特殊音響閃光弾)


1990年代に米陸軍の兵器研究所であるピカティニー・アーセナルが開発したM84スタングレネードは、外周に多数のベントホールの設けられたスチール製の本体に、マグネシウムと硝酸アンモニウムを主成分とするフラッシュパウダーが充填されたアルミカートリッジ(M240ヒューズ)を内蔵しています。

そして起爆と同時に半径約1.5mの範囲において600万~800万カンデラの強力な閃光と170~180デシベルの大音響を発し、制圧対象者の平衡感覚と敵対的抵抗力を一時的に喪失させることが可能です。

M84 スタングレネード(特殊音響閃光弾)


リングタイプのプライマリーセーフテーィピンは、CQBオペレーションにおいて必須である厚手のタクティカルグローブを着用していても確実に抜けるように通常の手榴弾のピンよりも大型で、さらに安全性向上のためデルタタイプのセカンダリーセーフティーピンを備えているのが特徴です。

M84 スタングレネード(特殊音響閃光弾)


また、六角形の接地面を有する特徴的な本体デザインは、グレネードの投擲直後に予期しない方向へ本体が転がるのを防ぐ役割を果たします。

M84 スタングレネード(特殊音響閃光弾)



M84 スタングレネード(特殊音響閃光弾)



M84 スタングレネード(特殊音響閃光弾)




本品は在日米軍からの放出品で、当然ながら発火使用済みのため安全です。

本体には投擲時についた傷や発火時の燃焼痕などが見受けられますが、型番などの印字は比較的鮮明に残っており、この手の放出品としては非常に良い状態を保っています。

なお、付属のレバーやピンは純正品ではなく、他のグレネードパーツからの代用品です。

本体は堅牢なスチール製のため、重量約400gと軽量なアルミ製のレプリカでは味わえないズッシリとした重みがあります。

10年ほど前は放出品も多く見掛けましたが、現在この手のアイテムの放出は激減し、入手困難となっています。


保管場所 「A」
出品名 「実物 M84スタングレネード(使用済み安全品)」
状態 「中古(発火済み米軍放出品)」
数量「1」
開始価格 「4,800円」

日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト



TMC GEAR M84 スタングレネード(ダミー) OD