2020年03月04日

FBI San Francisco Division SWAT Team Patch Subdued

FBI(連邦捜査局)サンフランシスコ支局SWATチーム実物エンブレム・パッチ サブデュード

FBI(連邦捜査局)サンフランシスコ (San Francisco)支局所属SWATチームの実物エンブレム・パッチです。

FBIはアメリカ国内の主要都市に56箇所の地方支局(フィールド・オフィス)を設けており、現在では全てのFBI支局が独自のSWATチームを運用しています。


・City and County of San Francisco

サンフランシスコ市郡は、アメリカ合衆国西海岸カリフォルニア州北部に位置する市域人口約85万人を擁する都市です。サンフランシスコ半島の先端に位置し、西側は太平洋、東側はサンフランシスコ湾に面しています。同州のロサンゼルスに並び、カリフォルニア州を代表する経済・工業の主要都市であり、さらに銀行・証券会社・保険会社など金融業において中心的な役割を持つ金融センターとして、アメリカ国内ではニューヨークに次ぐ規模を有しています。


・FBI San Francisco Division

1908年、FBIの前身組織であるBOI(Bureau of Investigation)が正式発足した当初、米国を代表する主要都市のひとつであるサンフランシスコにも支局が開設されました。公式記録上では1911年に最初の支局長が任命されています。1920年8月、サンフランシスコ支局は周辺支局の中枢支局としてFBI本部が定める9つの支局のうちのひとつに指定され、国内西部に所在する各支局の管理を担当するようになりました。

第2次世界大戦中は全米のFBI支局と同様、対諜報活動をはじめとした国家安全保障問題が喫緊の課題となりました。サンフランシスコ支局では、諜報活動に関与している可能性をもつ日本人留学生やドイツ領事官などの活動監視にあたっています。また、終戦間近に至ってもソ連による諜報活動は活発化し、同局では現地産業界と緊密に連携し、妨害工作に備えた警備対策と規定の策定を支援しました。さらに国内外の諜報活動に関した情報を収集するため、他の連邦機関との連携も行っています。

世界大戦終結後、東西の冷戦が激化した1950年代はサンフランシスコ支局にとって最も多忙な時期でした。国内の共産主義勢力や原子力技術の流出に関与した核物理学者に対する捜査をはじめ、いくつかの主要な事件で被疑者を逮捕しています。

1960年代末までにサンフランシスコ支局には270名の特別捜査官と155名の事務官を擁し、4,700件近くの事案を処理していました。冷静の渦中にあった当時は、依然として諜報活動と国内治安事件の捜査に専念していましたが、管内の犯罪増加に伴い一般犯罪についても捜査の重要性が増してきました。1962年、サンフランシスコ湾内アルカトラズ島のアルカトラズ連邦刑務所において3名の囚人が巧妙に姿を消すという、アメリカの歴史上最も有名な脱獄事件が発生します。同局は捜査にあたり、脱獄事件の緻密な計画の全貌を解明しましたが、生死を含めて脱獄した3名の囚人の行方は最後まで分かりませんでした。

1970年代、アメリカ国内においてもテロリズムが台頭し、サンフランシスコ支局は主要な過激派組織の捜査に重点を置きました。 1974年2月にSLA(Simbianese Liberation Army:シンバイオニーズ解放軍)によって大富豪の娘であるパトリシア・ハーストが誘拐されるという事件が発生しました。アメリカの歴史上最も有名な誘拐事件の捜査にあたり、同局はSLAのアジトを特定し、救出作戦のためにロサンゼルス市警察(LAPD)SWATチームを含む400人以上の警官隊でアジトを包囲しました。しかし、篭城した犯人側と激しい銃撃戦となり、最終的に銃撃戦とアジトの火災(出火原因は不明)によって篭城した犯人6名は全員死亡しました。なお、誘拐されたはずのパトリシア・ハーストは、同年4月に発生した銀行強盗事件に共犯者として加担し、犯人と共に銃を構えて犯行に及ぶ姿が映った防犯カメラ映像がテレビで放送され、全米を震撼させました。犯人全員が死亡した救出作戦時、残った犯人と共にアジトから彼女は既に逃亡していましたが、大規模捜査によって同年9月に発見逮捕され、翌年には裁判によって懲役7年の判決が下りました。 しかし、誘拐という極限環境において脅迫や性的暴行を伴う洗脳状態(ストックホルム症候群)であったことが考慮され、保釈金150万ドルの支払いとカーター大統領の特別恩赦によって1977年1月に仮釈放されています。

ソ連崩壊に伴い東西冷戦が終結した1990年代以降、全国の支局と同様にサンフランシスコ支局は国内の犯罪捜査に焦点を移しました。地下犯罪ネットワークの解明を進め、贈収賄をはじめとしたホワイトカラー犯罪や薬物密売など多くの事件を解決しました。

2001年9月11日に発生した世界同時多発テロ事件以降は、アメリカ本土におけるテロ攻撃の防止がFBIの至上命題となり、国内全てのFBI支局においてJTTF(Joint Terrorism Task Force:統合テロリズム・タスク・フォース)が設立・拡大されました。JTTFは連邦、州、地方機関の人的・技術的資源を効率的に連携・協力・統合することで、複雑化するテロの脅威に対処しています。

サンフランシスコ支局は既存のJTTFの人員を倍増強化し、オークランドとサンノゼにもテロ対策チームを追加しました。情報機能を強化するため、カリフォルニア州のテロ対策情報センターをJTTFに統合し、州内の法執行機関に重要なテロ関連情報を迅速に提供できるようになりました。2003年、同局は情報の収集・分析・共有を改善するフィールド・インテリジェンス・グループを設立しています。これらの部門は、国内外の国際テロリストの活動を追跡するために活用され、ある事案ではサンフランシスコJTTFと連携機関が国外のテロリストに物質的な支援を提供した人物について証拠を収集し、逮捕・起訴に成功しています。

現在、FBIサンフランシスコ支局は、法の支配によって様々な犯罪の脅威から地域と住民の自由を守り、国家安全保障問題など国益の保護にあたっています。


・Detail

サンフランシスコ湾と太平洋が接続したゴールデンゲート海峡に架かる吊り橋であり、サンフランシスコの象徴的存在“ゴールデン・ゲート・ブリッジ”をモチーフにした特徴的なデザインを採用しています。

グレーを基調とした実戦用のサブデュード(低視認性)仕様です。

新品として入手しました。米国内への持込みはご遠慮ください。

サイズ(直径) 90mm / 背面無加工


保管場所 「A」
出品名 「実物 FBI サンフランシスコ支局SWATチーム エンブレムパッチ サブデュード」
状態 「中古(未使用)」
数量「1」
開始価格 「800円」

日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)
架空私設特殊部隊 Team JP-SWAT
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FBI連邦捜査官 レプリカカードケース バッジ付き






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