2016年06月26日

HATCH KEVLAR FLIGHT KFG1000

HATCH(ハッチ) ケブラー・フライト・グローブ KFG1000




米国の大手プロテクトギアメーカー“HATCH(ハッチ)”社製 の“ケブラーフライトグローブKFG1000”です。

フライトグローブは戦闘機パイロットなど、主に航空機搭乗員用にデザインされた専用グローブの総称であり、操縦機器の操作に支障をきたさないよう一定のグリッピング性能を保ちながら、 細かな作業にも対応できるように通常のレザーグローブなどに比較して薄手の生地が用いられています。

また、機内火災などにも対応できるよう生地には難燃繊維であるデュポン社製ノーメックスなどが用いられ、耐熱性に優れているのも大きな特徴です。元来、米軍をはじめとした航空機搭乗員向けに支給されていたフライトグローブですが、 これらのフライトグローブの有する優れた性能は地上で活動する対テロ特殊部隊のニーズと合致しました。

ノーメックス生地のフライトグローブは、燃焼後に高温となるスタングレネードの使用や熱溶断などのサーマルブリーチングによる突入など、 高温の熱源から素手を保護するヒートプロテクションに適していたのです。



HATCH(ハッチ) ケブラー・フライト・グローブ KFG1000



現在のように特殊部隊向けに専用設計されたタクティカルグローブが満足に存在しなかった当時、 繊細な作業に適したフライトグローブは確実な銃器操作やトリガーフィーリングを求める対テロ特殊部隊や警察SWATなどの タクティカルオペレーターに好んで使用され、後のCQBオペレーション向けタクティカルグローブのデザインに大きな影響を与えました。

ハッチの製造する“KFG1000”は、完成度の高いフライトグローブのデザインをそのままに、CQBオペレーター向けに細かなモディファイを加えたモデルです。

生地には抗弾素材として有名な100%のアラミド繊維系ブラックケブラーが用いられ、優れた耐切創性能に加え、高熱や火炎に対して摂氏400℃以上の難燃性能を有すます。これらのケブラー繊維は強度を高めるためにダブルステッチ加工で補強されています。

パーム(掌)部分には柔らかさが特徴のカウハイド(生後2年を経過した牝牛の皮革)が用いられ、 高いグリッピング性能を保持しながらグローブを着用していても素手の感覚に近い細かな作業が可能です。

フライトグローブの完成形のひとつである“KFG1000”は、各国の対テロ特殊部隊や警察SWATにおいて使用されています。


HATCH(ハッチ) ケブラー・フライト・グローブ KFG1000



詳細な解説は“日本警察特殊部隊(JP-SWAT) 装備資機材>タクティカル・グローブ>ハッチ KFG1000”をご覧ください。


保管場所 「A」
出品名 「HATCH(ハッチ) ケブラーフライトグローブ KFG1000」
状態 「中古(撮影で数回使用しただけの未使用に近い美品)」
数量「1」
開始価格 「1,000円」

日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト



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