2016年04月17日
DBT/CAT CITADEL Tactical Armor Carrier

米国のタクティカルアーマーメーカーであるDiamondback Tactical(DBT)社のボディーアーマーブランドであったCAT(Custom Armor Technologies)ブランドのCITADELタクティカルアーマーキャリアーです。
2000年代初頭、Navy SEALs(海軍特殊作戦部隊)の元隊員やデニス・チョーカー退役海軍曹長を発起人に創立された新興タクティカルギアメーカーであるDBTは、当時最大手のPMC(民間軍事会社)であるブラックウォーター社と双璧を成すダインコープ社に自社製品を供給しており、一般の正規部隊とは異なるプライベートオペレーター独自の要求に合致した高品質な各種タクティカルギアの開発によって、そのネームバリューを高めました。

今日、先進的で高品質なNIJ認証ボディーアーマーを提供するDBTの製品は、FBI(連邦捜査局)、DEA(麻薬取締局)、ATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)、USMS(連邦保安官局)、USCG(沿岸警備隊)をはじめとした10以上の連邦法執行機関、米4軍を統括する国防総省、NYPD(ニューヨーク市警察)やLAPD(ロサンゼルス市警察)などの各種法執行機関に採用されています。

なお、2011年11月にアリゾナ州フェニックス市警察署において発生した警察官銃撃事件に際し、被疑者が発射した銃弾が官給品のCAT製ボディーアーマーベストを貫通したことにより警察官が重症を負ったことで、同社の製品が保証されたNIJ認証レベルを満たしていないとして問題となりました。事件直後、司法機関側はオレゴン弾道研究所において同製品の再試験を行った結果、所要のNIJ認証レベルを満たしていないことが判明したとして、既に同署で大量に配備されていた同社製ボディーアーマーの使用禁止令を出しました。その後、この試験結果に異を唱えるDBT側が独自にHPホワイト研究所で行った弾道試験では、同製品がNIJ認証レベルを満たしているとの結果が出たことを公表し、製品に瑕疵がなかったことを訴えています。
しかし、この事件の影響から業界におけるCATブランドイメージの悪化は著しく、最終的にDBTはCATブランドを破棄しています。

CITADELタクティカルアーマーキャリアーは、CATブランドが健在であった2000年代後半から2010年代前半ころまでFBI各支局に所属するSWATチームで採用されていました。
本品はアウターキャリア内にバリスティックパネルを内蔵することでボディーアーマーベストとして一定の抗弾能力を得ます。
ロードベアリングシステムにウェビングテープ方式のPALS(Pouch Attachment Ladder System)を採用しており、各種モジュラーポーチをベスト全周の任意の位置に装着することができます。

両肩部分には、ハイドレーションシステムのドリンクチューブやラジオシステムのケーブルなどの固定に対応したループが設けられています。
また、ベスト背面上部にはベスト本体へ強固に縫製されたロープロファイルデザインのドラッグストラップを装備し、負傷者の確実な救助を可能としています。
ベストの前面及び背面(10x12)には高初速のライフル弾に対応したハードアーマープレートを挿入可能なプレートポケットも標準装備されており、さらにオプションで襟元を防護するカラーアーマー及び両腕部を防護するバイセプスアーマー、鼠蹊部を防護するグローインアーマーを追加装備可能なため、被弾率の高い本格的なCQB任務を伴う特殊作戦に対応可能な仕様となっています。

モジュラーシステムに対応した純正ポーチ類一式(オープントップ式1連ライフルマグポーチ1個、1連ピストルマグポーチ1個、2連ピストルマグポーチ1個、大型ユーティリティーポーチ1個、ハイドレーションポーチ1個)、レプリカ“FBI”IDタグパッチ2枚が付属します。
未使用品として入手し、全体的に新品に近い状態を保っています。
アーマーキャリアのみです。ソフトアーマーは内蔵さていませんので、防弾性能は一切ありません。
カラー:RG(レンジャー・グリーン)
サイズ:XL(エクストラ・ラージ)
保管場所 「A」
出品名 「FBI SWAT採用 DBT/CAT CITADELタクティカルキャリアー」
状態 「中古(美品)」
開始価格 「29,800円」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
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2016年04月11日
PARACLETE RMV(Releasable Modular Vest)






米国のタクティカルアーマーメーカーであるPARACLETE Armor and Equipment社製のRMV(Releasable Modular Vest)05モデルです。
1994年に米国で設立されたPARACLETEは、米軍特殊部隊にも採用される高機能なモジュラーアーマーベストシステムの提供をはじめとして、今日の国際的な防弾装具市場において高いブランドロイヤルティを誇っており、同社の製品は各国の軍・警察・各種法執行関係機関などで採用されています。
2006年、PARACLETEは米国を代表する大手総合保安用品メーカーであるMSA(Mine Safety Appliance Incorporated)に3,000万ドルで買収され、一時期は“MSA PARACLETE”のブランドネームで製品展開を行っていました。
2016年現在、PARACLETEは米国の主要防弾装具メーカーであるPoint Blank Body Armor(PBBA)、PACA、Protective Products Enterprises(PPE)の3社と共に防弾装具の大手総合サプライヤーであるPoint Blank Enterprises(PBE)の子会社となっており、研究開発などでは各社が協力し合いながら各自のブランドで製品展開を行っています。
RMVの原型は、2000年代前半に米軍特殊部隊などでも採用されて有名となったRAV(Releasable Assault Vest)で、基本的なデザインはそのままにMSA PARACLETEブランドになった後、製品名がRMV((Releasable Modular Vest))に変更されました。
RMVの最大の特徴は、その製品名に冠されたとおり、同社が特許を得た革新的なリリースシステムです。負傷時など救急治療が必要な際、ベスト前面に備えられたクイックリリースハンドルを引くことで、ベスト本体を迅速に離脱させることができます。
アウターキャリア本体は対磨耗性に優れて堅牢な1000デニールのコーデュラナイロン、インナーキャリアは400デニールのコーデュラナイロンで生産され、キャリア内にバリスティックパネルを内蔵することでボディーアーマーベストとして一定の抗弾能力を得ます。
本品はロードベアリングシステムにウェビングテープ方式のPALS(Pouch Attachment Ladder System)を採用しており、ベスト前面から側面に備えられた大型のカマーバンドを含め、各種モジュラーポーチをベスト全周の任意の位置に装着することができます。
両肩部分には、ハイドレーションシステムのドリンクチューブやラジオシステムのケーブルなどの固定に対応したフラップが設けられています。
また、ベスト背面はジッパー固定式のバックパネルとなっており、作戦環境に応じてユーザーがポーチ類の装着されたバックパネルごと迅速に換装することができます。さらに背面上部には、ベスト本体へ強固に縫製されたロープロファイルデザインのドラッグストラップを装備し、負傷者の確実な救助を可能としています。
ベストの前面及び背面(10x12)、側面(6x6)には高初速のライフル弾に対応したハードアーマープレートを挿入可能なプレートポケットも標準装備されており、さらにオプションで襟元を防護するカラーアーマー及び両腕部を防護するバイセプスアーマー、鼠蹊部を防護するグローインアーマーを追加装備可能なため、被弾率の高い本格的なCQB任務を伴う特殊作戦に対応可能な仕様となっています。
標準ベストカラーは、ACU、コヨーテブラウン、ブラック、スモークグリーンの4種類です。
モジュラーシステムに対応した純正ポーチ(4連ピストルマグポーチ1個、3連ピストルマグポーチ1個、2連フラッシュバンポーチ1個、ユニバーサルラジオポーチ1個)、BLACK HAWK社製ガスマスクポーチ1個、EAGLE社製“POLICE”IDタグパッチ1枚が付属します。
未使用品として入手し、撮影で数回使用した程度で、全体的に綺麗な状態を保っています。
アーマーキャリアのみです。ソフトアーマーは内蔵さていませんので、防弾性能は一切ありません。
※無線機及びPTTスイッチは付属しません。
サイズ:ML(ミディアム・ロング)
保管場所 「A」
出品名 「PARACLETE RMV ボディーアーマー」
状態 「中古(美品)」
開始価格 「19,800円」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
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SHENKEL タクティカルベスト ウェイビング対応 コンプリートセット(CIRASタイプ ) VAR.01 BK ブラック |

2016年04月07日
PROTECH TAC 6 PLUS HP Full Coverage Tactical Vest


















米国の大手総合タクティカルギアメーカーのひとつであるSAFARILAND(サファリランド)グループ系列の防弾装具メーカーPROTECH TACTICAL(プロテック・タクティカル)社製“TAC 6 PLUS HP Full Coverage Tactical Vest”です。
本モデルは、2000年代後半から2010年代中盤までSWATチーム及びK9ユニットをはじめとしたLAPD(ロサンゼルス市警察)のタクティカルセクションにおいて制式作用されていたタクティカルボディーアーマーベストシステムです。
ベスト本体は対磨耗性に優れて堅牢な1000デニールのコーデュラナイロンで生産され、ベルクロファスナーを利用したサイドクローザーシステムを採用しているため迅速かつ確実な着装が可能です。
モジュラーシステムとしてウェビングテープを用いたポーチ固定方式であるPALS(Pouch Attachment Ladder System)に準拠しており、 マガジンポーチをはじめとした各種ポーチをベストの任意の位置に固定できます。
原型は2000年代前半からLAPD SWATにおいても採用していたSAFARILAND BODY ARMOR社製のベストセラーシリーズである“COVER 6”であり、秀逸な基本デザインはそのままにロードベアリングシステムをベルクロファスナーとドットボタンを利用した旧来のモジュラーグリッドシステムから最新のPLUSに変更したのが本モデルです。
後継である本モデルからは、SAFARILANDグループの系列企業となったPROTECH TACTICAL社のブランドで販売されました。
ベスト内部にインサートされているソフトアーマーは、徹甲弾などの特殊弾薬を除いて大抵の拳銃弾の貫徹を阻止するNIJ規格レベルIIIAで、さらにオプションで首元を保護するカラーアーマー及びスロートアーマー、両腕部を保護するバイセプスアーマー、鼠蹊部を保護するプルダウン内蔵方式のグローインアーマーを装着可能なため、対応任務の脅威に応じてオペレーター自身が容易にアーマーオプションを変更することができます。
さらにベストの前面及び背面(10x12インチ)には、高初速のライフル弾に対応したハードアーマープレートを挿入可能なバリスティックパネルポケットが設けられています。
背面にはロープロファイルデザインのドラッグストラップを装備し、滑り止め加工の施された前面ショルダーパッド部分にはライフルのショルダーストックを固定するためのストッパーを装着可能なアジャスタブル・ウェポン・リテンションシステムが採用さています。
LAPD SWATにおいては、2010年代前半から同じPROTECH TACTICAL社製の次世代タクティカルボディーアーマーシステムである“FAV MKII”シリーズも並行採用されており、“TAC 6 PLUS”シリーズの生産が終了した現在では、ほぼ後継の“FAV MKII”シリーズに更新が完了しています。しかし、2015年時点でも“FAV MKII”を着用した隊員に混じり、一部の隊員が“TAC 6 PLUS”を着用しているのを確認できます。
本品は実戦部隊からの放出品ですが、全体的に使用感は少なくキレイな状態を保っています。
ベスト本体及びグローインアーマーには、純正品のソフトアーマー(NIJ規格レベルIIIA)がインサートされており、LAPD SWATチームに支給されている面ファスナー対応の実物IDパッチ(3枚)が付属します。
当然ながら防弾性能の保証はいたしません。
保管場所 「A」
出品名 「LAPD SWAT採用 PROTECH TAC 6 PLUS ボディーアーマー」
状態 「中古(美品)」
開始価格 「49,800円」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
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