2020年04月06日
PASGT Ballistic Helmet LASD

米国カリフォルニア州ロサンゼルス郡保安局(Los Angeles County Sheriff's Department:LASD)から放出されたPASGTバリスティック・ヘルメットです。

PASGT(Personnel Armor System for Ground Troops:地上部隊個人防護システム) ヘルメットは、1983年に米軍において制式採用された次世代型の軍用ヘルメットで、旧来の金属製ヘルメット(M1ヘルメット)に代わり、現在主流となった軽量な複合素材製ヘルメットの普及に先鞭を着けた画期的モデルとして有名です。
PASGTは次世代の歩兵用防弾装具として1970年代後半から米陸軍兵士システム・センター(SSC)において開発計画が進められ、一定の防弾能力を有するヘルメットとボディー・アーマー(PASGTベスト)を中核として完成しました。1980年代前半からの本格配備が始まり、1980年代末までには米陸軍の大部分において旧装備との更新が完了しています。
米軍兵士の間では新素材のケブラーが知られていたことからPASGTヘルメットを単に“ケブラー”と呼ぶことが一般的でした。また、旧来のM1ヘルメットの俗称である“スチール・ポッド”に倣い、ケブラーをもじって“K-ポッド”と呼んだり、その形状がドイツ国防軍のシュタールヘルムに似ていたことから一部の兵士からはドイツ兵を意味する“フリッツ(Fritz)”の俗称で呼ばれていました。
世界に先駆けて米軍に大量配備されたPASGTヘルメットは、NATO加盟国をはじめとした各国の次世代軍用ヘルメット開発に大きな影響を与え、後に我が国の自衛隊が採用した88式鉄帽をはじめ、類似形状の複合素材製ヘルメットが各国で開発配備されています。

PASGTヘルメットは軍用のみならず、PASGTのデザインに倣った類似製品を含んで米国内の法執行機関においても数多く採用され、1990年代の警察SWATチームの個人装備を代表するアイコンのひとつとなりました。
米国の法執行機関に納入された製品は、PASGTヘルメットの製造メーカーが軍用契約以外の戦術市場向けに生産した個体(基本デザインは同一ながら帽体塗装やチン・ストラップを黒色の法執行機関仕様に変更したものが多い)のほか、米軍納入分の余剰品や放出品として流通した個体があります。
なお、複合素材は経年劣化によって防弾性能が低下(欧米の大手防弾装具メーカーが適正な防弾性能を保証するのは製造から5年程度)することから、長期運用しているPASGTヘルメットは防弾ヘルメットとしてではなく、対銃器事案以外の暴動鎮圧作戦用や訓練用のクラッシュ・ヘルメットとして継続使用される場合も見受けられます。
また、米陸軍では2000年代前半にはPASGTヘルメットの後継であるACH(Advanced Combat Helmet)、米海兵隊及び米海軍ではLWH(Lightweight Helmet)による更新が開始され、2000年代後半には大部分の地上部隊において更新が完了しています。しかし、米国が支援する同盟国では依然としてPASGTヘルメットが広く運用されており、米海軍では2010年代に入っても艦艇勤務員が艦載火砲射撃時に着用する耐破片用の個人防護装備として、PASGTヘルメットやPASGTベスト(あるいは派生型の“U.S. Navy Flak Jacket”)を運用しています。

PASGTヘルメットの帽体は複合素材から構成され、主要素材には1960年代に米国の大手化学メーカー“デュポン(DuPont)”が開発した強靭なアラミド繊維である“ケブラー(Kevlar)”を採用しています。このバリスティック・アラミド繊維を19層に積層し、合成樹脂であるフェノール樹脂(ベークライト)を熱加工して高強度な帽体が成型されています。
PASGTヘルメットは装甲の弾道試験手順を標準化した国防総省のMIL規格(MIL-STD-662E、後にMIL-STD-662Fに改定)に基づき、一定の耐破片防御性能及び耐弾性能を満たし、一般的な9㎜パラベラムFMJ弾や.357マグナム弾など大抵の拳銃弾の貫徹を防ぐNIJ規格レベルII相当の防弾性能を有します。しかし、通常のソフト・ボディー・アーマーと同じく、現代の軍用突撃銃で運用される小口径高速弾を含み、高初速・高エネルギーのライフル弾の貫徹を防ぐことはできません。

本品は当時、PASGTヘルメットの納入メーカーのひとつであり、“UNICOR(ユニコール)”のトレード・ネームで知られるFPI(Federal Prison Industries, Inc.)が製造した個体です。UNICORは米国司法省の傘下にある連邦刑務所局(BOP)所管の国有企業であり、全米の連邦刑務所において職業訓練を受けた受刑者が刑務作業の一環で各種製品を製造供給しています。
同社はPASGTヘルメットのほか、2000年代前半にPASGTベストの後継として米軍に採用されたIBA(Interceptor Multi-Threat Body Armor System)やACH(Advanced Combat Helmet)の製造供給も請け負っています。

旧来のM1ヘルメットは鋼鉄製のシェル(外帽)と合成樹脂製のライナー(中帽)の2重構造を採用していましたが、PASGTヘルメットではライナーを廃止しました。頭部を固定するヘッド・サスペンション・システムは帽体の外周6点にボルト止めされており、同じく側頭部にボルト止めされたチン・ストラップ(顎紐)は2点支持式となっています。チン・ストラップは片側の頬部分に設けられたボタンで固定し、着用者に合わせてストラップの長さを微調整することができます。
本品はヘッド・サスペンションに本来付属するレザー製ヘッド・バンドが取り外されています。チン・ストラップなどのサスペンション・システムは完全に機能しているため、ヘルメットの着用自体は問題なくできますが、快適性をお求めの場合は別途ヘッド・バンドをご用意いただくか、サスペンション・システムの近代化アップグレード・キット等をご活用ください。

本品の帽体は米軍納入品では流通量の少ないL(LARGE)サイズで、欧米人よりも丸形で比較的頭部の大きな日本人に適したサイズです。
帽体内側には品名、DLA(国防兵站局)発注番号(Contract Number)、国防総省が指定した13桁の備品管理番号NSN(National Stock Number)、製造メーカーが印字されています。米軍納入契約品を示すコントラクト・ナンバーから1987年に受注生産された個体と分かります。

本品は米国の法執行機関からの放出品です。着用を妨げるような機能的損傷はありませんが、帽体には小傷や汚れ、金具等の金属部品には多少の錆が生じています。
長期保管品につき当然ながら防弾性能の保証はいたしません。
サイズ:L
重量:1,580g
保管場所 「A」
品名 「実物 米軍採用 PASGT防弾ヘルメット ロサンゼルス郡保安局(LASD)放出品 Lサイズ」
状態 「中古品」
数量「1」
開始価格 「4,800円」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)
架空私設特殊部隊 Team JP-SWAT
JP-SWAT on YouTube
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2018年01月08日
RABINTEX RBH 303S Helmet with Ballistic Face Shield



















イスラエルの大手防衛装備品メーカーであるRabintex Industries(ラビンテックス・インダストリーズ)社製“RBH 303S バリスティック ヘルメット / バリスティック フェイス シールド”です。
Rabintex社は世界最大級のバリスティック・ヘルメット・メーカーとして、“RBH(Rabintex Ballistic Helmet)”という自社ブランドを展開してます。
RBHシリーズには、PASGTタイプ、MICHタイプをはじめとした帽体形状の異なるモデル、特殊部隊向けに先進素材を用いた軽量化高性能モデル、帽体に孔を設けず弾道上の脆弱点を生まないボルトレス・シリーズ、 装甲戦闘車両及び軍用航空機の搭乗員向けモデルなど、用途別に様々なモデルが展開されています。
“RBH 303S”は、RBHシリーズの中で最も標準的なモデルです。 後頭部から側頭部の防護範囲を広くとった古典的な帽体デザインは、MICHなどが主流となった2000年代以降の軍用ヘルメットの主流ではなくなりましたが、 多様な環境下において最適な防護能力を有し、最先端の高品質アラミド繊維系複合材料の採用によって、優れた抗弾性能と快適性を提供します。
帽体のデザインは1980年代に米軍で制式採用され、1990年代から2000年代前半にかけて軍用ヘルメットとして世界的に主流になったPASGT(Personnel Armor System for Ground Troops:地上部隊個人防護システム) ヘルメットに倣っています。
帽体はアーマー・ピアッシング(徹甲弾)などの特殊弾薬を除き、 サブ・マシンガンなどから発射される高初速の9㎜パラベラムFMJ弾や.44マグナム弾など、 大抵の拳銃弾の貫徹を防ぐNIJ規格レベルIIIAの抗弾能力を有しています。
通信機器類との併用を考慮して防護面積を削った先進的デザインの軍用ヘルメットが先進各国の主流となった2010年代後半においても、 古典的なPASGTデザインのバリスティック・ヘルメットは警察特殊部隊や各種法執行関係機関を中心に一定の需要があり、 モデル名を“RBH 303 Classic(クラシック)”と改称して製造が継続され、世界各国の軍・警察・各種法執行関係機関向けに供給されています。
本品の詳細な解説は“日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)> 装備資機材>ヘルメット>RABINTEX(ラビンテックス)RBH 303S バリスティック ヘルメット / バリスティック フェイス シールド”をご覧ください。
シールドや帽体表面に若干の小傷は見受けられますが、全体的には使用感の少ない状態を保っています。当然ながら防弾性能の保証はいたしません。
保管場所 「A」
品名 「RABINTEX RBH 303S フェイスシールド付き防弾ヘルメット」
状態 「中古」
数量「1」
開始価格 「49,800円」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)
架空私設特殊部隊 Team JP-SWAT
JP-SWAT on YouTube
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2016年02月07日
SPP Infantry Combat Helmet 2nd Model








1969年に設立され、米国ペンシルバニア州ダンモアに本社を構えていた軍需製品メーカーであるSPP(Specialty Plastic Products Inc.)社製の“Infantry Combat Helmet(インファントリー・コンバット・ヘルメット):歩兵戦闘ヘルメット”は、 1980年代に米軍で制式採用され、1990年代から世界的に主流になったPASGT(Personnel Armor System for Ground Troops:地上部隊個人防護システム) ヘルメットのアウターシェルデザインを有する軍地上部隊などのミリタリーユースや法執行関係機関向けの防弾ヘルメットです。
SPP社はPASGTヘルメットが米軍に制式採用された1980年代から、Gentex社などに並び複数ある米軍向けPASGTヘルメットの納入業者のひとつとして、 防弾ヘルメットやインナー・サスペンション・システムなどの周辺アクセサリーを製造しています。
SPP社は1990年代後半にABA(アメリカン・ボディー・アーマー)が母体となった持株会社であるアーマー・ホールディングスに買収され、 その後英国の大手軍需企業であるBAE Systemsの子会社となり、社名をSDS(Specialry Defense Systems)に改名しています。
同モデルのアウターシェル本体は軍用のPASGTヘルメットと同じく、ケブラーを主体としたアラミド系繊維のマルチレイヤーで成形され、アーマー・ピアッシング(徹甲弾)などの特殊弾薬を除き、 一般的な9㎜パラベラムFMJ弾や.357マグナム弾など大抵の拳銃弾の貫徹を防ぐNIJ規格レベルIIの抗弾能力を有しています。
同モデルは軍用のPASGTヘルメットと同じ2点支持方式のチンハーネスを備えた初期生産型が1990年代に販売され、従来軍用のPASGTヘルメットを代用していた全米の警察SWATをはじめ、各種法執行関係機関所属のタクティカル・ユースに広く採用されました。
2000年代前半には、本頁に記載する後期生産型が販売されています。後期生産型ではスエード製ヘッドバンドの設けられたインナーデザインは初期生産型と共通の仕様ですが、サスペンション・ハーネスはPASGTヘルメット向けのアップグレードパーツとして同社が製造していた3点支持方式の3ポイント・アジャスタブル・サスペンション・システムに変更されており、2点支持方式が主流の軍用のPASGTヘルメットより着用時の高い安定性と快適性を提供します。
本品の詳細な解説は“日本警察特殊部隊(JP-SWAT) 装備資機材>ヘルメット>SPP インファントリー・コンバット・ヘルメット 後期型”をご覧ください。
全体的に実戦未使用に近い美品です。当然ながら防弾性能の保証はいたしません。
保管場所 「A」
出品名 「SWAT採用 SPP 防弾ヘルメット」
状態 「中古」
開始価格 「19,800円」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
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2016年02月05日
SPP Infantry Combat Helmet 1st Model






1969年に設立され、米国ペンシルバニア州ダンモアに本社を構えていた軍需製品メーカーであるSPP(Specialty Plastic Products Inc.)社製の“Infantry Combat Helmet(インファントリー・コンバット・ヘルメット):歩兵戦闘ヘルメット”は、 1980年代に米軍で制式採用され、1990年代から世界的に主流になったPASGT(Personnel Armor System for Ground Troops:地上部隊個人防護システム) ヘルメットのアウターシェルデザインを有する軍地上部隊などのミリタリーユースや法執行関係機関向けの防弾ヘルメットです。
SPP社はPASGTヘルメットが米軍に制式採用された1980年代から、Gentex社などに並び複数ある米軍向けPASGTヘルメットの納入業者のひとつとして、 防弾ヘルメットやインナー・サスペンション・システムなどの周辺アクセサリーを製造しています。
SPP社は1990年代後半にABA(アメリカン・ボディー・アーマー)が母体となった持株会社であるアーマー・ホールディングスに買収され、 その後英国の大手軍需企業であるBAE Systemsの子会社となり、社名をSDS(Specialry Defense Systems)に改名しています。
同モデルのアウターシェル本体は軍用のPASGTヘルメットと同じく、ケブラーを主体としたアラミド系繊維のマルチレイヤーで成形され、アーマー・ピアッシング(徹甲弾)などの特殊弾薬を除き、 一般的な9㎜パラベラムFMJ弾や.357マグナム弾など大抵の拳銃弾の貫徹を防ぐNIJ規格レベルIIの抗弾能力を有しています。
スエード製ヘッドバンドの設けられたインナーデザインは、軍用のPASGTヘルメットと共通の標準的な仕様だ。 同モデルは1990年代に従来軍用のPASGTヘルメットを代用していた全米の警察SWATをはじめ、各種法執行関係機関所属のタクティカル・ユースに採用されました。
LAPD SWATでは1990年代前半から使用が確認され、1990年代後半にGENTEX社製の“Law Enforce Helmet”が採用されるまで広く運用されていました。
なお、2000年代前半に販売された同モデルの後期生産型では、 サスペンション・ハーネスがPASGTヘルメット向けアップグレード・パーツとして同社が販売する3点支持方式の3ポイント・アジャスタブル・サスペンション・システムに変更され、 2点支持方式の初期型よりも着用時の安定性と快適性が大幅に向上されています。
本品の詳細な解説は“日本警察特殊部隊(JP-SWAT) 装備資機材>ヘルメット>SPP インファントリー・コンバット・ヘルメット 初期型”をご覧ください。
全体的に実戦未使用に近い美品です。当然ながら防弾性能の保証はいたしません。
帽体のサイズは大抵の日本人男性の頭部に対応するL(ラージ)サイズです。
保管場所 「A」
出品名 「LAPD SWAT採用 SPP 防弾ヘルメット」
状態 「中古」
開始価格 「19,800円」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
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2016年02月04日
GENTEX Law Enforce Helmet













米国の大手軍需物資メーカーのひとつであるジェンテックス・コーポレーション社製の“ロウ・エンフォース・ヘルメット”は、その製品名の示すとおり、警察SWATなどの所属するロー・エンフォースメント(法執行関係機関)向けに製造された防弾ヘルメットです。
同社は1980年代に米軍で制式採用され、 1990年代から世界的に主流になったPASGT(Personnel Armor System for Ground Troops:地上部隊個人防護システム)ヘルメットの主要製造企業のひとつであり、 本モデルも基本的なアウターシェルデザインは軍用のPASGTヘルメットに倣っています。
アウターシェル本体はケブラーを主体としたアラミド系高強度繊維のマルチレイヤーで成形され、 アーマー・ピアッシング(徹甲弾)などの特殊弾薬やサブマシンガンなどから発射される高初速の9㎜パラベラムFMJ弾などを除き、 .357マグナム弾をはじめとした大抵の拳銃弾の貫徹を防ぐNIJ規格レベルIIの抗弾能力(軍用のPASGTヘルメットと同等)を有しています。
インナーデザインには、安定性と快適性に優れた3ポイント・サスペンション・ハーネス・システムを備え、 帽体内側と後頭部が接する箇所には着弾時の衝撃を吸収するウレタンフォーム製のショック・アブソービング・フォームパッドが設けられています。
本モデルには標準で暴動鎮圧作戦に用いるポリカーボネート樹脂製の着脱式ライオット・フェイスシールド(FS-40)が付属し、 抗弾能力の求められる通常のCQBオペレーションに加え、群衆整理・暴動鎮圧作戦などロー・エンフォースメントの対応する幅広い任務に対応することができます。これは一般的な軍用・特殊作戦部隊向けのバリスティック・ヘルメットでは見られないロー・エンフォースメントの要望に応えた珍しい特徴のひとつです。
本モデルは、全米の警察SWATオフィサーなどが加盟するNational Tactical Officers Association (NTOA) でも抗弾性能などがテストされ、 ロー・エンフォースメント向けのヘルメットとして推奨されていたバリスティック・ヘルメットのひとつで、 1990年代後半から2000年代前半にかけて警察をはじめとした全米の各種ロー・エンフォースメントにおいて数多く採用されました。
警察SWATの始祖として名高いLAPD SWATを有するカリフォルニア州ロサンゼルス市警察(LAPD)でも本モデルが制式採用され、 群衆整理にあたる機動隊や特殊作戦を敢行するSWATチームを含む数多くのポリス・オフィサーに支給されていました。
本品の詳細な解説は“日本警察特殊部隊(JP-SWAT) 装備資機材>ヘルメット>ジェンテックス ロウ・エンフォース・ヘルメット”をご覧ください。
本品は工場出荷状態の新品として入手しました。保管や輸送に伴う小傷は見受けられますが、破損しやすいライオット・フェイスシールドも新品に近い状態を保っており、ガスマスク用のストレート・チンストラップなどが揃っている大変貴重なアイテムです。
当然ながら防弾性能の保証はいたしません。
保管場所 「A」
出品名 「LAPD SWAT採用 GENTEX Law Enforce Helmet」
状態 「中古(実戦未使用の美品)」
開始価格 「29,800円」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
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2016年02月03日
PROTECH Delta 4 Ballistic Helmet







米国の大手防弾装具メーカーのひとつであるプロテック・タクティカル(PROTECH TACTICAL)社製の“Delta 4 バリスティック・ヘルメット”は、 2000年代から主流になった米軍のACH(Advanced Combat Helmet)のアウターシェルデザインに倣った対テロ特殊部隊や警察SWAT向けの防弾ヘルメットです。
アウターシェル本体は軽量な高性能アラミド系繊維で成形され、アーマー・ピアッシング(徹甲弾)などの特殊弾薬を除き、 高初速の9㎜パラベラムFMJ弾や.44マグナム弾など大抵の拳銃弾の貫徹を防ぐNIJ規格レベルIIIAの抗弾能力を有しています。
インナーデザインには、安定性と快適性に優れた4ポイント・アジャスタブル・サスペンション・システムを備え、 前頭部と後頭部が接する箇所には着弾時の衝撃を吸収するショック・アブソービング・フォームパッドが設けられています。
米軍で主流となったACHのデザインに倣い軽量で高い防護性能を誇る“Delta 4”ヘルメットは、主に米国内の法執行関係機関向けに販売され、従来主流であったPASGTスタイルヘルメットの更新として、FBI SWATを含む全米の警察SWATなどの幅広いタクティカルユースに採用されました。
本品の詳細な解説は“日本警察特殊部隊(JP-SWAT) 装備資機材>ヘルメット>プロテック デルタ 4 バリスティック・ヘルメット”をご覧ください。
全体的に実戦未使用に近い美品です。当然ながら防弾性能の保証はいたしません。
保管場所 「A」
出品名 「PROTECH デルタ4 防弾ヘルメット」
状態 「中古(美品)」
開始価格 「24,800円」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
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2016年02月02日
PROTECH Delta 3 Ballistic Helmet








米国の大手防弾装具メーカーのひとつであるプロテック・アーマード・プロダクツ(現プロテック・タクティカル)社製の“Model 775 Delta 3 バリスティック・ヘルメット”は、 1980年代に米軍で制式採用され、1990年代から世界的に主流になったPASGT(Personnel Armor System for Ground Troops:地上部隊個人防護システム)ヘルメットのアウターシェルデザインに倣い、 抗弾性能の向上と軽量化を図った対テロ特殊部隊や警察SWAT向けの防弾ヘルメットです。
アウターシェル本体は軽量な高性能アラミド系繊維のマルチレイヤーで成形され、アーマー・ピアッシング(徹甲弾)などの特殊弾薬を除き、 サブマシンガンなどから発射される高初速の9㎜パラベラムFMJ弾や.44マグナム弾など大抵の拳銃弾の貫徹を防ぐNIJ規格レベルIIIAの抗弾能力を有しています。
インナーデザインには、安定性と快適性に優れた3ポイント・アジャスタブル・サスペンション・システムを備え、 前頭部と後頭部が接する箇所には着弾時の衝撃を吸収するショック・アブソービング・フォームパッドが設けられています。
当時主流であった軍用のPASGTヘルメットよりも軽量で高い抗弾性能を誇ったCQBオペレーション向けのDelta 3は、1990年代後半から2000年代前半にかけて全米の警察SWATをはじめとした各種法執行関係機関や米軍の一部特殊部隊にも採用され、米海軍所属のNavy SEALsにおいても使用が確認されています。
また、同社の製品は各国の法執行関係機関向けにも広く販売され、静岡県警察SRPなど日本の各都道府県警察警備部に所属する銃器対策部隊や刑事部に所属するSIT(特殊捜査班)をはじめとした警察特殊部隊においても“Delta 3”を含む同社の製品の採用が確認されています。
本品の詳細な解説は“日本警察特殊部隊(JP-SWAT) 装備資機材>ヘルメット>プロテック デルタ 3 バリスティック・ヘルメット”をご覧ください。
全体的に実戦未使用に近い美品です。当然ながら防弾性能の保証はいたしません。
保管場所 「A」
出品名 「警視庁SIT採用 PROTECH デルタ3 防弾ヘルメット」
状態 「中古」
開始価格 「19,800円」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
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2016年02月01日
MSA Advanced Combat Helmet TC 2000








米国の大手総合保安用品メーカーであるMSA社製の“ACH TC 2000” バリスティック・ヘルメット”です。
ACH(Advanced Combat Helmet:高性能戦闘用ヘルメット)は、2000年代初頭に米陸軍によって開発・制式採用されたバリスティック・ヘルメットであり、 1980年代に米軍に制式作用されたPASGT(Personnel Armor System for Ground Troops:地上部隊個人防護システム)ヘルメットの更新モデルとして米陸軍を中心に配備されました。
米陸軍において従来のPASGTヘルメットを代替して標準装備となったMICH/ACHは、 米軍に倣い20年近くにわたって各国の軍用バリスティック・ヘルメットで主流となっていたPASGTタイプヘルメットの更新モデルとして、 各国の次世代バリスティック・ヘルメットの開発に大きな影響を与え、各国の防弾装具メーカーでMICH/ACHデザインに倣ったモデルの開発が進みました。
MSA社などが製造するACH TC 2000シリーズは、その基本性能の高さからミリタリーユースだけでなく、全米の警察SWATをはじめとした各種法執行関係機関所属のタクティカルユースにも多数販売され、 旧来のPASGTタイプヘルメットと代替されました。
本品の詳細な解説は“日本警察特殊部隊(JP-SWAT) 装備資機材>ヘルメット>MSA ACH TC 2000”をご覧ください。
保管場所 「B」
出品名 「MSA ACH TC 2000 防弾ヘルメット」
状態 「中古」
開始価格 「19,800円」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
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2016年01月31日
American Body Armor TAC-200R Ballistic Helmet





米国の大手防弾装具メーカーのひとつであるアメリカン・ボディー・アーマー(ABA)社製の“TAC-200R バリスティック・ヘルメット”です。
1990年代に製造された対テロ特殊部隊や警察SWAT向けの防弾ヘルメットで、拳銃弾に対する一定の抗弾能力を有しています。
当時主流であった米軍のPASGT(地上部隊個人防護システム)ヘルメットのシェルデザインを踏襲し、製造段階から帽体は艶消しブラックカラーで塗装されているのが特徴です。
標準でPASGTヘルメットと同様のインナー・サスペンション・ハーネス・システムと2ポイント・チンハーネスを装備していますが、 同社からはオプションとして安定性能に優れた3ポイント・アジャスタブル・サスペンション・ハーネス・システムも販売され、容易にアップグレードすることができました。
1990年代から2000年代前半にかけて“TAC-200R”は、FBI SWATをはじめとした全米の警察SWATや米軍憲兵隊に所属しているSRTなどに採用されていました。
本品の詳細な解説は“日本警察特殊部隊(JP-SWAT) 装備資機材>ヘルメット>ABA TAC-200R バリスティック・ヘルメット”をご覧ください。
保管場所 「A」
出品名 「FBI SWAT採用 ABA TAC-200R 防弾ヘルメット」
状態 「中古」
開始価格 「19,800円」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
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