2019年10月27日
Knight's Armament Forward Pistol Grip Black
Knight's Armament Company(KAC)が製造供給するバーティカル・グリップ(ブラック)です。
1982年、米国フロリダ州タイタスビルにおいて銃器及び銃器関連部品メーカーとして設立されたKACは、 1990年代にハンドガードと換装することで既存の銃へ無加工で組み込み可能な革新的な銃器アクセサリー用モジュラー・レール・システムであるRIS(Rail Interface System)やRAS(Rail Adapter System)を開発し、その知名度を高めました。現在では米軍をはじめとした世界各国の軍事組織、各種法執行関係機関に対してM16/M4ライフルやMP5サブ・マシンガン向けアクセサリー製品を供給しています。
銃器製造の分野では米軍に制式採用されたSR-25スナイパー・ライフルをはじめとして、AR-15ライフルを基にした5.56mm/7.62mm口径準拠の高精度なSRシリーズを主力に展開し、そのほか周辺アクセサリーとして光学照準器向けの高精度マウント・システム、サウンド・サプレッサーやナイト・ビジョン・デバイス(NVD)など高性能な特殊作戦向け製品の開発にも注力しており、米軍が担う特殊作戦において欠くことのできないメーカーとなっています。
本品は米軍特殊作戦軍(United States Special Operations Command : USSOCOM)に制式採用されたM4カービン特殊作戦用アクセサリー・パッケージである特殊作戦兵装システム(Special Operations Peculiar MODification : SOPMOD) に含まれている標準的なバーティカル・グリップであり、RIS/RASをはじめとした20mm幅規格のピカティニー・レール(MIL-STD-1913) を備える銃種への装着に対応しています。
本体は金属部品が一切使用されておらず、軽量かつ堅牢な強化ポリマーのみで成型されているため、重量約70gと非常に軽量です。
滑り止め用のセレーションが施されたグリップ両側面部分には、KACの社名及びロゴが成型されています。
また、グリップ本体内部には、グリップを銃のレールに装着固定するためのネジ込み式支柱が内蔵さています。
グリップ装着部分をレールの側端から滑り込ませて仮装着後、内蔵された支柱底部のハンドルを回して締め込むことで、支柱頭部に設けられた突起がレールの凹部に噛み込み、グリップがレールに固定されます。
実用的ながら簡素なデザインを採用した本品は、米軍制式採用という実績もあってレール・システム向けバーティカル・グリップの先駆的製品となり、後発の銃器用アクセサリー・メーカーも本品のデザインに倣った製品を数多く販売しています。
なお、本品には標準カラーのブラック(Item # KM97098)のほか、緑地向けのグリーン(Item # KM97098-GRN)、砂地向けのトープ(Item # KM97098-TAU)の3種類が供給されています。
▲KAC製バーティカル・グリップを備えたH&K MP5A3サブ・マシンガン。標準装備のハンドガードは、同じくKAC製のMP5サブ・マシンガン専用RAS(Rail Adapter System)KM97198に換装され、米国の大手戦術装備品メーカーであるBlackhawk製のMP5サブ・マシンガン専用SWIFTスリングが装着されている。旧来から保有している“S-E-F”トリガー・ハウジングを備えた旧型のMP5サブ・マシンガンであっても標準装備のハンドガードをRASと換装するだけで、最新の大出力フラッシュライトやレーザー照準器、IR(赤外線)イルミネーターをはじめとした特殊作戦向けの最新オプション・デバイスの運用が容易となる。その戦術的優越性の高さを証明したKAC製RIS/RASは、各国の銃器用アクセサリー・メーカーに大きな影響を与え、同様のモジュラー方式レール・システムの世界的普及に先鞭を着けた。レール・システム向けにデザインされたバーティカル・グリップを装着することで、閉所空間におけるCQB(近接戦闘)作戦をはじめ、様々なオプション・デバイスを装着した状態であっても操作性を損なうことはない。
本体重量:約70g
米軍放出品として入手しましたが、角部の僅かな打ち傷を除いて未使用に近い綺麗な状態です。
保管場所 「A」
品名 「実物 ナイツ(KAC) バーティカルグリップ ブラック」
状態 「中古品」
数量「1」
開始価格 「2.800円」
※上記は保管上の参考事項です。個別販売はしておりません。詳細は当ブログ概要ページをご覧ください。
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