2016年02月20日
SAFARILAND Hard Armor Plate NIJ Level IV 8x10
米国の大手総合タクティカルギアメーカーであるSAFARILAND(現SAFARILAND GROUP)社製のハードアーマープレートです。
ボディーアーマーのプレートポケットに挿入することで、狙撃銃などで使用される7.62mm口径のAP弾(徹甲弾)をはじめ、ソフトアーマーで防護不可能な高初速ライフル弾の貫徹を防ぎます。
抗弾性能:NIJ規格レベルIV
サイズ:8インチx10インチ
重量:約2.0kg
実戦未使用の美品です。同じモデル2枚1組のセットですが、1枚はプレートカバーに貼付のラベルが剥がされている状態です。
当然ながら防弾性能の保証はいたしません。
保管場所 「A」
出品名 「SAFARILAND ハードアーマープレート レベル4」
状態 「中古(実戦未使用)」
数量「2」
開始価格 「29,800円(2枚セット)」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
2016年02月19日
SAFARILAND Tactical Body Armor Vest
SAFARILAND(現SAFARILAND GROUP)社製のタクティカルボディーアーマーベストです。
1998年に生産された製品で、1990年代後半から2000年代初頭にかけて、主に警察SWATチームをはじめとした米国の法執行関係機関所属のタクティカルユースを中心に採用されていました。
面ファスナーの接着で両脇腹が開閉できるサイドオープニング方式を採用し、ベストの前面に固定式マガジンポーチ2個、背面に固定式ラジオポーチ1個を備えています。
ライフルサイズのマガジンに対応した大型マガジンポーチの内部には、サブマシンガンやショットシェルの収納に対応した複数のエラスティックバンドが備えられており、様々な銃種のマガジンを携行することができます。また、一般的なマガジンポーチよりも内部容積に余裕があり、ユーティリティーポーチとして使用することもできます。
ベスト内部にインサートされているソフトアーマーは、徹甲弾などの特殊弾薬を除いて大抵の拳銃弾の貫徹を阻止するNIJ規格レベルIIIAです。
また、ベストの前面及び背面には、高初速のライフル弾に対応したハードアーマープレートを挿入可能なプレートポケットに加え、法執行関係機関に不可欠なIDタグパッチを装着できる面ファスナー(ループ側)が設けられています。
任意のポーチを配置できるモジュラーシステムは採用せず、必要最低限のポーチ類を備えた非常にシンプルにデザインされたタクティカルボディーアーマーであり、私服捜査官による家宅捜索から警察SWATチームの担う特殊作戦まで幅広い特殊任務に対応可能です。
本品は実戦未使用品として入手しました。全体的に目立つ汚れや破損の見受けられない美品です。
当然ながら防弾性能の保証はいたしません。
※“POLICE”IDタグパッチ、無線機及びハンドマイクスピーカーは付属しません。
サイズ:MR(ミディアム・レギュラー)
本体重量:約4.3kg
保管場所 「A」
出品名 「SWAT実物 SAFARILAND ボディーアーマー」
状態 「中古(美品)」
開始価格 「19,800円」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
2016年02月14日
SAFARILAND Tactical Body Armor Vest
SAFARILAND BODY ARMOR(現SAFARILAND GROUP)社製のタクティカルボディーアーマーベストです。
1996年に生産された製品で、1990年代後半から2000年代初頭にかけて、主に警察SWATチームをはじめとした米国の法執行関係機関所属のタクティカルユースを中心に採用されていました。
両脇腹が開閉できるサイドオープニング方式を採用しており、両脇腹部分には当時主流であった大型のマグライトを携行できるようにエラスティックバンド製のライトホルダーが設けられています。
ベストの前面及び背面には、現在のPALSウェビングテープが普及する前に主流であった面ファスナー方式のモジュラーグリッドシステムが設けられており、対応した各種ポーチを装着できます。
ベスト内部にインサートされているソフトアーマーは、徹甲弾などの特殊弾薬を除いて大抵の拳銃弾の貫徹を阻止するNIJ規格レベルIIIAです。
また、ベストの前面及び背面には、高初速のライフル弾に対応したハードアーマープレートを挿入可能なプレートポケットが設けられています。
本品は実戦部隊からの放出品です。全体的に汚れや繊維の解れなどの使用感はありますが、破れなどの目立つ破損はなく機能上の問題はありません。
ロングガン・ハンドガンのマガジンに対応したコンボポーチ1個、大型のユーティリティポーチ1個、ラジオポーチ1個、SAFARILAND純正の特徴的な斜め文字の“POLICE”IDタグパッチ2枚が付属します。
※無線機及びハンドマイクスピーカーは付属しません。
サイズ:LR(ラージ・レギュラー)
本体重量:約5.2kg
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
保管場所 「A」
出品名 「SWAT実物 SAFARILAND ボディーアーマー」
状態 「中古」
開始価格 「19,800円」
2016年02月13日
RBR Tactical Armor U-TAC 600 Full Tactical Entry Vest
RBR Tactical Armor(現“LBA International RBR North America”)社製の“U-TAC 600”タクティカルボディーアーマーベストです。
U-TAC 600シリーズは、2000年代中盤にU.S.マーシャルサービス(連邦保安官局)をはじめとした米国の連邦捜査機関向けに販売されていたフルタクティカルエントリーボディーアーマーベストです。
ベストの前後及び側面には、PALSウェビングテープが設けられており、各種のモジュラーポーチを装着可能です。
ベストに内蔵されているソフトアーマー(RBR Flex IIIA 35+ アラミドハイブリッドシステム)は、徹甲弾などの特殊弾薬を除いて大抵の拳銃弾の貫徹を防ぐNIJ規格レベルIIIAで、マーシャルが定めるソフトアーマーテストプロトコルの認証もクリアしています。
重要脈管の集中する鼠蹊部を防護するグローインアーマーを標準装備しており、グローインアーマーを使用しない場合はベスト内側に格納することができます。
また、ベストの前後にはプレートポケット(10x12サイズ)が設けられており、ライフル弾に対応したハードアーマープレートを挿入できます。
U-TAC 600シリーズは2000年代中盤から後半にかけて、マーシャルやDEAをはじめとした連邦捜査機関、ポリスやシェリフなどの米国内の各種法執行関係機関に採用されていました。
なお、マーシャル納入向けのアーマーパッケージである“U-TAC 600 U.S. Federal Marshal Package”には、グローインアーマーを標準装備した“600 U-TAC-MRV Marshals Series Tactical Vest”に加え、スチールライフルプレート(NIJ Level III+)、“U.S. MARSHAL”IDタグパッチ(前後)、USMSバッジパッチ、コンシーラブルカバー、キャリングバッグがセットになっています。
中古品として入手しましたが、全体的に使用感は少なく美品です。
ベスト内部にインサートされているソフトアーマーはRBR純正品(NIJ規格レベルIIIA)です。
専用のナイロン製キャリングバック(ネービー)が付属します。
サイズ:M(ミディアム)
保管場所 「A」
出品名 「マーシャル採用 RBR U-TAC 600 ボディーアーマー」
状態 「中古」
開始価格 「29,800円」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
2016年02月11日
RBR Tactical Armor TAPS Full Tactical Entry Vest
RBR Tactical Armor(現“LBA International RBR North America”)社製の“TAPS”タクティカルボディーアーマーベストです。
TAPSは、2000年代中盤に米国の司法機関向けに販売されていた軽量なカスタムフィットボディーアーマーシステムで、SWATチームなどの担う本格的なCQBオペレーションから、普段は秘匿性の高いコンシーラブルボディーアーマーを着用している私服捜査官が行う家宅捜索まで、幅広い任務に対応します。
ベストの前後及び側面には、PALSウェビングテープが設けられており、各種のモジュラーポーチを装着可能です。
ベストに内蔵されているソフトアーマー(RBR Flex IIIA 35+ アラミドハイブリッドシステム)は、徹甲弾などの特殊弾薬を除いて大抵の拳銃弾の貫徹を防ぐNIJ規格レベルIIIAで、DEA(麻薬取締局)のテストと認証もクリアしています。
また、着用時の開閉箇所のため防弾素材の空白となりやすい両肩部分と脇腹部分には、着脱式の防弾素材を追加したオーバーラッピングシステムを採用しています。
ベストの前後にはプレートポケット(10x12サイズ)が設けられており、ライフル弾に対応したハードアーマープレートを挿入できます。
さらにオプションで重要脈管の集中する鼠蹊部を防護するグローインアーマーに加え、体内への弾丸の侵入経路となりやすい両腕部を防護するバイセプスアーマーを装着できます。
TAPSは2000年代中盤から後半にかけて、マーシャルやDEAをはじめとした連邦捜査機関、ポリスやシェリフなどの米国内の各種法執行関係機関に採用されていました。
本品は実戦部隊からの放出品です。
全体的に使用に伴う汚れや一部に生地の解れが見受けられますが、大きな損傷はなくベストとして機能上の問題はありません。
ベスト内部にインサートしているソフトアーマーはRBR純正品ではなく、ForceOne Armor社製(NIJ規格レベルIIIA)です。
サイズ:M(ミディアム)
本体重量:約3.7kg
当然ながら防弾性能の保証は致しません。
保管場所 「A」
出品名 「マーシャル実物 RBR タクティカルボディーアーマー」
状態 「中古(放出品)」
開始価格 「29,800円」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
CONDOR プレートキャリア MOPC モジュラーオペレーター [ ブラック ] コンドルアウトドア 防弾ベスト 防弾チョッキ サバゲー装備 |
2016年02月09日
PROTECH Hard Armor Plate NIJ Level III 10x12
米国の大手防弾装具メーカーであるPROTECH TACTICAL社製のハードアーマープレートです。
ボディーアーマーのプレートポケットに挿入することで、ソフトアーマーで防護不可能な高初速ライフル弾の貫徹を防ぎます。
抗弾性能:NIJ規格レベル3
サイズ:10インチx12インチ
重量:約2.5kg
実戦未使用の美品です。
当然ながら防弾性能の保証は致しません。
保管場所 「B」
出品名 「PROTECH レハードアーマープレート レベル3」
状態 「中古(実戦未使用)」
数量「2」
開始価格 「19,800円(1枚)」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
2016年02月08日
American Body Armor TAC-100R Ballistic Face Mask
米国の大手防弾装具メーカーのひとつであるアメリカン・ボディー・アーマー(ABA)社製の“TAC-100R バリスティック・フェイス・マスク”です。
“TAC-100R”は、CQB(近接戦闘)オペレーションを専門とする対テロ特殊部隊や警察SWATチーム向けにデザインされた顔面に着用するマスクタイプのフェイスアーマーであり、 拳銃弾に対する一定の抗弾能力(米国NIJ規格レベル2)を備えています。
本体の重量は約950gですが、6本のヘッドストラップバンドを用いて装面するため、激しい動きでも面体が動揺することはありません。
“TAC-100R”は1980年代に同社から販売され、無防備な顔面の防護が可能というメリットから、 一時期は米国司法省隷下のDEA(Drug Enforcement Administration:麻薬取締局)所属特殊部隊をはじめとした全米の警察SWATチームで採用されていましたが、 顔面に被弾した衝撃でマスクの着用者が脊髄を損傷して半身麻痺になる事故が発生し、これを契機にマスクタイプのフェイスアーマーの使用を禁止する州も現れ、以降同社はバリスティック・フェイス・マスクの製造を終了しています。
なお、同社がバリスティック・フェイス・マスクの製造を終了した後も、 各国の防弾装具メーカーにおいて同社の製品に倣った同様のバリスティック・フェイス・マスクの販売が継続されていますが、現在の顔面防護はヘルメット固定式のバリスティック・フェイス・シールドが主流であるため、各国のタクティカルユースにおいてバリスティック・フェイス・マスクを現行採用している組織は、台湾軍やボリビア軍など一部の軍特殊部隊を除いて極めて稀です。
バリスティック・フェイス・マスクは、人間味の感じられない独自の威圧感から制圧対象者に対するショック・エフェクト(心理的威嚇)の効果が高く、 現在では実用品としてよりも軍・警察機関における示威目的での着用やコレクターアイテムとしての位置付けで製造が継続されている傾向が強いと言えます。
本品の詳細な解説は“日本警察特殊部隊(JP-SWAT) 装備資機材>ヘルメット>ABA TAC-100R バリスティック・フェイス・マスク”をご覧ください。
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
保管場所 「A」
出品名 「実物 ABA 防弾フェイスマスク」
状態 「中古(美品)」
開始価格 「49,800円」
2016年02月07日
SPP Infantry Combat Helmet 2nd Model
1969年に設立され、米国ペンシルバニア州ダンモアに本社を構えていた軍需製品メーカーであるSPP(Specialty Plastic Products Inc.)社製の“Infantry Combat Helmet(インファントリー・コンバット・ヘルメット):歩兵戦闘ヘルメット”は、 1980年代に米軍で制式採用され、1990年代から世界的に主流になったPASGT(Personnel Armor System for Ground Troops:地上部隊個人防護システム) ヘルメットのアウターシェルデザインを有する軍地上部隊などのミリタリーユースや法執行関係機関向けの防弾ヘルメットです。
SPP社はPASGTヘルメットが米軍に制式採用された1980年代から、Gentex社などに並び複数ある米軍向けPASGTヘルメットの納入業者のひとつとして、 防弾ヘルメットやインナー・サスペンション・システムなどの周辺アクセサリーを製造しています。
SPP社は1990年代後半にABA(アメリカン・ボディー・アーマー)が母体となった持株会社であるアーマー・ホールディングスに買収され、 その後英国の大手軍需企業であるBAE Systemsの子会社となり、社名をSDS(Specialry Defense Systems)に改名しています。
同モデルのアウターシェル本体は軍用のPASGTヘルメットと同じく、ケブラーを主体としたアラミド系繊維のマルチレイヤーで成形され、アーマー・ピアッシング(徹甲弾)などの特殊弾薬を除き、 一般的な9㎜パラベラムFMJ弾や.357マグナム弾など大抵の拳銃弾の貫徹を防ぐNIJ規格レベルIIの抗弾能力を有しています。
同モデルは軍用のPASGTヘルメットと同じ2点支持方式のチンハーネスを備えた初期生産型が1990年代に販売され、従来軍用のPASGTヘルメットを代用していた全米の警察SWATをはじめ、各種法執行関係機関所属のタクティカル・ユースに広く採用されました。
2000年代前半には、本頁に記載する後期生産型が販売されています。後期生産型ではスエード製ヘッドバンドの設けられたインナーデザインは初期生産型と共通の仕様ですが、サスペンション・ハーネスはPASGTヘルメット向けのアップグレードパーツとして同社が製造していた3点支持方式の3ポイント・アジャスタブル・サスペンション・システムに変更されており、2点支持方式が主流の軍用のPASGTヘルメットより着用時の高い安定性と快適性を提供します。
本品の詳細な解説は“日本警察特殊部隊(JP-SWAT) 装備資機材>ヘルメット>SPP インファントリー・コンバット・ヘルメット 後期型”をご覧ください。
全体的に実戦未使用に近い美品です。当然ながら防弾性能の保証はいたしません。
保管場所 「A」
出品名 「SWAT採用 SPP 防弾ヘルメット」
状態 「中古」
開始価格 「19,800円」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
2016年02月06日
PAULSON MODEL FF-6 Riot Face Shield
モータースポーツ向けのセーフティーゴーグルの製造メーカーとして、1947年に米国カリフォルニア州テメキュラを拠点に設立されたポールソン・マニュファクチャリング(Paulson Manufacturing Corp.)は、 溶接用の保護面などの工業用安全装具をはじめ、消防、法執行関係機関、軍隊向けのPPE(Personal Protection Equipment:個人用保護装具)を主力製品として展開しています。特にミリタリー、ロー・エンフォースメント(法執行関係機関)コミュニティーにおいては、 タクティカル・ゴーグルや暴動鎮圧作戦向けのライオット・シールド、ライオット・フェイス・シールドの供給先として高い知名度を誇ります。
1990年代に同社から販売されたモデル“FF-6”は、防弾ヘルメット装着用のライオット・フェイス・シールドです。ライオット・フェイス・シールドは、主に軍・警察を主体としたライオット・コントロール・オペレーション(暴動鎮圧作戦)で使用され、 耐衝撃性に優れた約5mm厚のポリカーボネート樹脂製の面体は、暴徒による打撃や投擲物から着用者の顔面を保護します。
当時主流であった米軍のPASGTヘルメットのデザインを有するヘルメットに無加工で装着可能で、暴動鎮圧作戦を担う米軍をはじめとしたミリタリーユースや全米の法執行関係機関に採用されました。
抗弾能力を有するバリスティック・フェイスシールドとは異なるため、当然のことながら基本的に弾丸の貫徹を防ぐことはできません。ただし、バリスティック・フェイスシールドにも用いられるポリカーボネート樹脂の性質上、 肉厚の薄いライオット・フェイスシールドでも条件によってはショットガンなどから発射される散弾程度であれば防護できる場合があります。
1990年代のLAPD SWATにおいて、SPP社製の“Infantry Combat Helmet(インファントリー・コンバット・ヘルメット)”と共に本モデルの採用が確認されており、暴動鎮圧作戦以外の任務でもフェイスシールドを固定するシールド・コンバーターをヘルメットに常時装着していました。
1990年代後半にLAPD SWATで採用されたGENTEX社製の“Law Enforce Helmet(ロウ・エンフォース・ヘルメット)”では、フェイスシールド固定用のアタッチメントが帽体に標準装備となったため、一時的にシールド・コンバーターの運用は見受けられなくなりました。
本品の詳細な解説は“日本警察特殊部隊(JP-SWAT) 装備資機材>ヘルメット>ポールソン モデル FF-6 ライオット・フェイス・シールド”をご覧ください。
古い製品ですが、シールドに大きな傷や破損もなく未使用に近い状態を保っています。
保管場所 「A」
出品名 「LAPD SWAT採用 PAULSON ライオットフェイスシールド」
状態 「中古」
開始価格 「4,800円」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト
2016年02月05日
SPP Infantry Combat Helmet 1st Model
1969年に設立され、米国ペンシルバニア州ダンモアに本社を構えていた軍需製品メーカーであるSPP(Specialty Plastic Products Inc.)社製の“Infantry Combat Helmet(インファントリー・コンバット・ヘルメット):歩兵戦闘ヘルメット”は、 1980年代に米軍で制式採用され、1990年代から世界的に主流になったPASGT(Personnel Armor System for Ground Troops:地上部隊個人防護システム) ヘルメットのアウターシェルデザインを有する軍地上部隊などのミリタリーユースや法執行関係機関向けの防弾ヘルメットです。
SPP社はPASGTヘルメットが米軍に制式採用された1980年代から、Gentex社などに並び複数ある米軍向けPASGTヘルメットの納入業者のひとつとして、 防弾ヘルメットやインナー・サスペンション・システムなどの周辺アクセサリーを製造しています。
SPP社は1990年代後半にABA(アメリカン・ボディー・アーマー)が母体となった持株会社であるアーマー・ホールディングスに買収され、 その後英国の大手軍需企業であるBAE Systemsの子会社となり、社名をSDS(Specialry Defense Systems)に改名しています。
同モデルのアウターシェル本体は軍用のPASGTヘルメットと同じく、ケブラーを主体としたアラミド系繊維のマルチレイヤーで成形され、アーマー・ピアッシング(徹甲弾)などの特殊弾薬を除き、 一般的な9㎜パラベラムFMJ弾や.357マグナム弾など大抵の拳銃弾の貫徹を防ぐNIJ規格レベルIIの抗弾能力を有しています。
スエード製ヘッドバンドの設けられたインナーデザインは、軍用のPASGTヘルメットと共通の標準的な仕様だ。 同モデルは1990年代に従来軍用のPASGTヘルメットを代用していた全米の警察SWATをはじめ、各種法執行関係機関所属のタクティカル・ユースに採用されました。
LAPD SWATでは1990年代前半から使用が確認され、1990年代後半にGENTEX社製の“Law Enforce Helmet”が採用されるまで広く運用されていました。
なお、2000年代前半に販売された同モデルの後期生産型では、 サスペンション・ハーネスがPASGTヘルメット向けアップグレード・パーツとして同社が販売する3点支持方式の3ポイント・アジャスタブル・サスペンション・システムに変更され、 2点支持方式の初期型よりも着用時の安定性と快適性が大幅に向上されています。
本品の詳細な解説は“日本警察特殊部隊(JP-SWAT) 装備資機材>ヘルメット>SPP インファントリー・コンバット・ヘルメット 初期型”をご覧ください。
全体的に実戦未使用に近い美品です。当然ながら防弾性能の保証はいたしません。
帽体のサイズは大抵の日本人男性の頭部に対応するL(ラージ)サイズです。
保管場所 「A」
出品名 「LAPD SWAT採用 SPP 防弾ヘルメット」
状態 「中古」
開始価格 「19,800円」
日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT)公式サイト